リウマチ・膠原病の診断
リウマチは関節に痛み、腫れを生じる免疫の病気で、およそ200人に1人の頻度で発症する決して稀ではない疾患です。女性に多く、進行すると関節変形を生じ、日常生活に支障をきたします。膠原病は特徴的な皮膚症状を示す免疫の病気で、全身性エリテマトーデスなど様々な病気があります。膠原病では、皮膚症状のほか発熱、関節痛、倦怠感などの全身症状を伴い、腎炎、肺炎、心筋炎などの重要な臓器の障害を起こすこともあります。いずれもウイルスなどの感染症から身を守る免疫が暴走することにより起こる病気で、自己免疫疾患と呼ばれます。リウマチ・膠原病は長期に渡る治療を必要とすることが多く、その診断は重要です。診断・治療の遅れにより後遺症を残すこともあり、早期に診断し治療することでその後の経過も大きく違うことがわかっています。リウマチ・膠原病内科では、予後改善につなげるため迅速かつ的確な診断を行います。
医療関係者で診断に困っている場合はもちろんのこと、患者さんご自身で関節痛・皮膚症状が治らない、微熱が続く、疲れやすい、息があがるなどリウマチ・膠原病かも?とお思いの場合でも、お気軽にご相談ください。