検査部
検査部
検査部理念の“正確で迅速な検査結果報告”を目標とし、診療に役立つ検査情報の提供を行うとともに、問題解決に近づける検査部門を目指しています。
最近では、臨床検査に直接関連のある資格のほかに、化学物質を取り扱う立場にある職員として、求められる技能等も変化しているようです。私たちで対応可能な様々な分野に活躍の場所を求めて、人材を育成しつつ対応したいと思います。業務内容
精度管理・精度保証
検査部は、検体検査、生理検査(エコー・心カテ等)、更に外来採血業務を、臨床検査技師16名(職員12名と有期職員4名)、事務職(受付等:有期職員2名)で対応しています。
また、院内感染対策委員会、ICT、化学療法委員会、医療安全等の活動にも積極的に参加しチーム医療にも貢献しています。
精度管理・精度保証
臨床検査は多くの医療機関で行われており、そこで提供される検査結果は、施設の壁を越えて共有される必要があります。施設間のデータ共有を可能にするために、各施設での標準化が求められており、その手段の一つとして当院では、日本医師会臨床検査精度管理調査・日本臨床衛生検査技師会精度管理調査・福岡県医師会精度管理調査等に参加し、精確性の維持、向上を行っております。
当検査部は、日本臨床衛生検査技師会・日本臨床検査標準協議会の精度保証施設認証を2011年より継続して取得しております。
検体検査業務
臨床化学、免疫血清検査では、少人数で効率的に業務を行うために日々工夫を行っております。
血液・凝固検査は血液疾患や感染症のモニタリング、凝固・線溶因子のモニタリングなど多目的に用いられます。
血液検査の機器は、新機種に更新後業務の効率化に寄与しております。
細菌検査業務
微生物検査室では、患者さんより採取した検査材料を用いてグラム染色、培養、薬剤感受性検査を行っています。 また、結核菌を含む抗酸菌を対象とした検査なども行っています。 培養に時間が必要な結核菌などは、菌の核酸を直接増幅することにより、菌の有無を判定するLAMP法も、24時間体制で対応しております。 MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などの薬剤耐性菌検査やインフルエンザ迅速検査等を実施しています。 今後は、新興感染症などに関連した検査へも対応していきたいと考えています。
病理・細胞診検査業務
顕微鏡を用いて、組織や細胞を観察するための標本を作製します。手術中に病理検査を行うためのクリオスタットの更新が完了し、より良好な切片の作成が可能になりました。
ホルマリンや各種の有機溶剤を用いますが、適正な環境管理を行い安全に検査を実施しています。
また、悪性腫瘍の治療に用いられる、分子標的治療薬の効果予測バイオマーカーに関する検査の取り扱いも、治療薬の増加に伴い対応項目が増加しております。
生理検査業務
患者さんの協力が不可欠な検査分野です。一生懸命走って頂いたり、息を止めていただいたり、逆に息をありったけ吐いて頂いたり。その都度、スタッフの声掛けに合わせてご協力いただけたらと思います。
心電図、ABI(Ankle Brachial Pressure Index)、肺活量、脳波、長時間心電図に加え、エコー検査として心臓、腹部、頸動脈、腎動脈など行っています。
安全に配慮し緊急時、急変時への対応を踏まえながら業務を行っております。
採血業務
外来中央処置室での採血業務は検査技師主体で運営しています。職員3名で毎日外来患者さんの採血を朝8時半から行っています。 午後3時以降は、翌朝病棟で使用する採血管の準備と配布を行っています。
緊急検査対応
日直・宿直以外に緊急心臓カテーテルに関する検査にオンコール体制で対応し、24時間365日対応しています。