CT・MRI検査
放射線科ではCTやMRIの検査前に書類をお渡しして、検査の目的と内容、造影剤の副作用や合併症を説明し、検査について理解していただき、書類に署名していただいています。
検査前のチェック項目
CT検査
■X線被ばく
通常はほとんど問題になりません。
- ✓ 妊娠の可能性
■造影剤の副作用
嘔気、嘔吐、皮疹などの軽症の副作用、まれにショックなどの重篤な副作用(2,500人に1人)が発生しうること、また数時間後~数日後に発生する遅発性の副作用(皮疹、頭痛など)が発生しうることを説明しています。
また、重篤な腎障害などがある方は造影剤の使用ができません。
- ✓ 造影剤使用歴、副作用の有無
- ✓ 薬剤副作用歴
- ✓ 喘息
- ✓ その他のアレルギー性疾患
- ✓ 心疾患
- ✓ 腎障害
- ✓ 甲状腺機能亢進症
- ✓ ビグアナイド系糖尿病薬内服の有無 など
MRI検査
強力な磁石と電磁波を使用します。以下の体内金属などがある場合は検査できません。
- ✓ 心臓ペースメーカー(MRI非対応)
- ✓ 人工弁
- ✓ 脳動脈瘤クリップ
- ✓ その他の金属がある場合
- ✓ 入れ墨(色素に鉄などの金属成分が含まれており、変色・やけどの可能性があります。)
- ✓ 妊娠の有無(胎児への安全性は確立されていません)
造影剤の副作用、合併症:造影剤によりおこりうる副作用(嘔気、嘔吐、皮疹、ショックなど)の説明をしています。 また、重篤な腎障害がある方は造影剤の使用ができません。
- ✓ 造影剤使用歴、副作用の有無
- ✓ 薬剤副作用歴
- ✓ 喘息
- ✓ その他のアレルギー性疾患
- ✓ 腎障害