名前 | 清澤 恵理子(放射線科科長) |
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出身教室 | 九州大学医学部放射線科 |
専門医・認定医 | 日本医学放射線学会専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、IVR専門医 |
専門分野 | 画像診断一般、IVR |
モットー | 安心して受けれる検査と役立つ診断を心がけています |
放射線科
- 診療内容
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今年度は放射線科医4人体制で、単純X線写真、CT、MRIの読影、超音波検査、血管造影(造影検査と経カテーテル的治療)を中心に活動しています。
単純X線写真読影
胸部単純X線、腹部単純X線などの単純X線写真を読影しています。主治医とダブルチェックの意味で重要な業務です。
CT
令和2年度のCT件数は10,675件で、前年度より1,288件増加しました。1検査に2部位以上が含まれていることが多くなってきており分類不能分の検査が実際はさらに500件以上増加していると推察します。
また入院時スクリーニングを含めた胸部CTは約1,360件でした。
特殊な検査ではCTガイド下のIVRが6件でした。CT検査件数 5年間の推移
MRI
令和2年度の検査件数は3,298件でした。
MRI検査件数 5年間の推移
血管造影、IVR(画像下治療)
令和2年度の放射線科が主体となって施行した血管造影・IVRは59件(肝臓癌TACE 39件など)でした。前年度より30 件減少しています。肝細胞癌全体の罹患数・死亡数の減少、薬剤療法の進化で肝TACEが減少していることが大きな要因と思われ、またコロナ禍の影響も考えられます。
CTガイド下経皮的膿瘍ドレナージなどの非血管系IVRは6件でした。
IVRの件数 5年間の推移
超音波検査
検査部と協力して実施しています。腹部は主に検査部が担当で、放射線科医はその他の下肢静脈、頸部などのエコーを主に施行しています。R2年度は下肢静脈71件、頸部その他134件でした。
施設共同利用(他院紹介のCT、MRIなど)
令和2年度も多くの施設からの依頼でCT、MRIを施行しました。CTが379件、MRIが111件でした。
引き続き地域医療支援病院として、CT、MRIでご紹介いただいた地域の先生方に満足度の高い画像診断を提供できますよう努めてまいります。その他
院外活動として学会・研究会の発表が2件、その他IVRカンファレンス、レントゲンアーベントなどで症例を呈示しました。
院内活動では研修医をはじめ若い医師の教育のため、放射線科主催で「救急画像レビューの会」を毎週30分開催しました。厚生労働省令「診療用放射線に係る安全管理体制に関するガイドライン」が出され、令和2年度から院内で「診療用放射線の安全利用のため」の研修会開催が義務づけられました。院外的にも放射線科医が被ばく削減のため指導的立場に立つことが求められています。
今後とも画像検査・診断の質の向上に努めてまいります。
- 医師紹介
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医師紹介
名前 村山 佑里子 出身教室 九州大学医学部放射線科 専門医・認定医 日本医学放射線学会放射線科診断専門医
検診マンモグラフィ読影認定医専門分野 画像診断一般
モットー 安心して検査を受けていただけるよう努めます
名前 浅田 大地 出身教室 九州大学医学部放射線科 専門分野 画像診断一般
モットー 日々の診療に役立つ診断ができるよう頑張ります。
名前 古賀 夕貴子 出身教室 九州大学医学部放射線科 専門分野 画像診断一般
モットー 丁寧な診療を心がけます。