認定看護管理者(Certified Nurse Administrator)
認定看護管理者制度は、多様なヘルスケアニーズを持つ個人、家族及び地域住民に対して、質の高い組織的看護サービスを提供することを目指し、看護管理者の資質と看護の水準の維持及び向上に寄与することにより、保健医療福祉に貢献します。
認定看護管理者の資格は日本看護協会が認定しています。要件を満たして認定審査に合格することで取得できる資格です。審査合格後は認定看護管理者としての活動と自己研鑽の実績を積み、5年ごとに資格を更新しています。
患者・家族や地域住民に対しより質の高いサービスを提供できるよう、自身が管理する組織の課題を明らかにし、組織内の様々な部署や人に働きかけて、組織全体のサービス提供体制の向上に取り組みます。また、地域の組織間の連携を図るなど、地域全体の医療・看護に質の向上に努めています。
地域の財産である看護職を育てる「人材育成」も大きな役割です。多様性の時代に、個々の持ち味を生かした看護が展開できるよう、そして、看護の専門職として一人ひとりのキャリア支援に力を注いでいます。