福岡市民病院

看護部紹介

看護部ではヘルシーワークプレイス(HWP)~『健康で安全な職場』の実現を目指しながら、個々の成長とキャリアの継続を支援します

キャリア開発支援

キャリア開発支援

看護部では、看護師を組織・地域の財産「人財」と考え、職業を通して自己実現の欲求や期待を実現する“キャリア開発計画(CDP)”に取り組んでいます。一人ひとりの看護師が責任を持って自分自身を知り、自らの仕事の道を計画したいと考えることがキャリア開発計画の出発点です。看護師には患者の生活の視点に立った支援、つまり知識・技術・人間性が求められます。一人ひとりが自信と誇りを持って看護の専門性を発揮し、看護の仕事を通して人として成長できることを期待しています。個々の生涯発達を支えながら組織を成長させるようなキャリア開発支援に努めています。

当院のキャリア開発ラダー

『福岡市民病院キャリア開発ラダ―システム』は、学習と成長の視点で一人ひとりを勇気づけ励ますシステムです。
専門職である自分自身の成長のための看護実践能力の『自己評価・自己研鑽ツール』です。組織にとっては、組織理念や目的と照らし合わせながら、『人材育成・教育支援のツール』として、看護師を育てるためでもあります。

継続教育

みんなで育て、みんなが育つ継続教育

看護部では、新人看護師および新任期看護師への研修計画の他、年間を通してラダーレベルに合わせた教育研修を実施しています。いつでもどこでも学べる環境としてeラーニングも導入しています。また、看護師経験3年以上で参加できるスキルアップコース研修会があります。スキルアップ研修会は専門看護師と認定看護師による6~8コースがあり、希望のコースを選択できます。

新人看護師の育成支援では、「みんなで育て、みんなが育つ」を合言葉に、全職員が支援に関与します。人を育てることは自分自身が育つ(成長する)ことに繋がるという考えで、組織全体で「人財」の育成に取り組んでいます。

看護研究

看護研究

看護部では、臨床現場への新しい価値の提示と適応を促進させる『看護研究』に力を注いでいます。部署研究には外部講師が介入し、研究課程の“ここぞ”という場面で背中を押し、成長を見える形で機能させるような支援体制です。今更聞けない素朴な疑問や問題を上手に紐解いて、看護研究の醍醐味を一緒に味わうことができます。毎年、院内看護研究発表会を開催し、修正追加を経て学会発表へと繋いでいます。2年目の看護師はケースレポートに取り組んでいます。

資格取得支援制度

資格取得支援制度

認定看護師教育課程や看護師の特定行為研修等の受講における経済的支援を実施しています。受験前に院内認定会議を通して、規定に沿って授業料の補助や給与保証を行います。現在11分野の専門・認定看護師と認定看護管理者、特定行為研修修了者が在籍しています。各分野の専門・認定看護師による「スキルアップコース研修」では、受講コースに合わせて、修了証とバッジを配布します。資格取得および研修修了の後は、院内研修の講師やファシリテーターとして教育や指導に関わり、組織貢献を果たしています。

当院における専門・認定看護師
就業継続支援

組織・職員が取り組む就業継続支援

看護部では、働き続けられる職場環境支援の一つとして「育児休業復帰プログラム」を実施しています。育児休業から復帰する職員に、休職前だけでなく復帰確定後に事前面談を行い、復帰後の配属場所や働き方を確認して復帰日を決定します。希望者には復帰前研修を実施します。個々の家族構成や状況・看護実践への不安等に応じて、「働き続けられる」を組織として支援します。復帰後の状況によっては面談を継続して実施します。休職中には「看護部だより」等を発送し、休職中も組織の一員としての思いを共有できるよう努めています。

就業継続支援は子育て世代に限定したものではありません。様々な生活背景の職員に対する相談機能の強化とともに、看護師長会が中心となって働き方改革に取り組み、就業環境の整備に取り組んでいます。お互い様意識の醸成とともに、同僚・仲間への感謝と「恩送り」の精神を後輩へと繋いでいます。

看護師の特定行為指定研修機関

看護師の特定行為指定研修機関

当院は特定行為指定研修機関として「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の区分での研修を開講しています。院内および院外からの受講生を受け入れています。認定看護師の方には受講料の優遇措置があります。

特定行為及び特定行為区分
  • 地方独立行政法人 福岡市立病院機構 福岡市立こども病院
  • FCHO 地方独立行政法人 福岡市立病院機構 Fukuoka City Hospital Organization
  • MAGAZINE 広報誌 季刊誌FCH
  • (財)日本医療機能評価機構病院機能評価認定病院