福岡市民病院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
福岡市民病院は、「こころをつくした質の高い医療を通じてすべての人の尊厳を守ります」という理念のもと、市民の皆様が安心して暮らせる地域社会を支える公的基幹病院として歩んでまいりました。
私たちは、高度救急医療、感染症医療、高度専門医療、災害医療、地域連携を柱とする地域医療支援病院として、地域の皆様のお役に立てるよう努めてまいりました。猛威を振るった新型コロナウイルス感染症への対応では、地域の中核病院として多くの患者さんを受け入れ、その経験と知見を積み重ねてきました。この経験を未来へつなげ、新興・再興感染症をはじめ、あらゆる健康危機に対応できる医療体制の構築に取り組んでまいります。
一方で、これからの医療は、一つの病院だけで完結するものではありません。地域の医療機関との連携をさらに深めるとともに、福岡市立こども病院や九州大学病院をはじめとする高度医療機関と、それぞれの強みを生かした役割分担を進め、切れ目のない医療を提供することが重要です。当院は地域完結型医療の中核として、紹介・逆紹介を積極的に推進し、地域全体で患者さんを支える医療を実践してまいります。
現在、福岡市民病院は新病院整備という大きな転換期を迎えています。新病院では、高度救急医療・高度専門医療のさらなる充実に加え、災害時にも診療機能を維持できる強靱な病院づくりを進めます。福岡市で想定される警固断層帯地震をはじめとする大規模災害や新興・再興感染症など、さまざまな健康危機に対応できる体制を整備し、市民の皆様の安心を支える病院を目指します。さらに、医療DXやAIなどの先進技術を活用して医療の質と安全性を高めるとともに、地域医療機関との連携を一層推進し、福岡の地域医療を支える次世代の病院づくりに取り組んでまいります。
私たちが目指すのは、単に新しい病院を建設することではありません。市民の皆様に「この病院があってよかった」と感じていただけること、地域の医療機関から「安心して患者さんをお願いできる」と信頼されること、そして職員一人ひとりが「誇りを持って働ける」病院をつくることです。
医療を取り巻く環境は大きく変化しています。しかし、どれほど時代が変わっても、患者さん一人ひとりに寄り添い、最善の医療を提供したいという私たちの思いは変わることはありません。
福岡市民病院は、地域とともに歩み、未来の医療を創る公的病院として、これからも挑戦を続けてまいります。職員一同、市民の皆様の期待に応え、地域から信頼され、未来にわたって必要とされる病院を目指して努力を重ねてまいります。今後とも温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


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