患者の権利と責務
患者の権利と責務
RIGHTS & RESPONSIBILITIES for PATIENTS
【患者の権利】
- その社会的地位、国籍や宗教などによって差別されることなく、質の高い医療を平等に受ける権利があります。
- 精神機能や身体機能に障がいのある方、判断能力が低下している方も、ひとりの人間として大切にされて、公正で適切な医療を受ける権利があります。
- 検査や治療について選択、拒否する権利があります。また、セカンドオピニオンを利用する権利があります。
- 検査や治療などについて十分な説明を受けたうえで、自分自身で決定する権利があります。
- 意識のない場合や判断能力が低下している場合には、本人に代わり説明を受け同意を行う代理人を定め、決定を委ねる権利があります。
- ご自分の医療情報の開示を求める権利があります。
- 患者の医療情報や個人情報が守られる権利があります。
- 人間としての尊厳が保たれるよう、人道的な苦痛緩和や終末期ケアなどを受ける権利があります。
【患者の責務】
- ご自分の傷病を医師や病院職員と協力して、自ら治していく努力が必要です。
- 病院の規則を守り、他の患者の治療や病院生活に支障を与えないように配慮する責務があります。なお、病院職員への迷惑行為、暴行・暴言・脅迫・著しく不当な要求などはカスタマーハラスメントにあたります。他の患者に対するものも含め、これらの行為がみられた場合には、警察に通報することがあります。
- 医療費の支払い請求を受けたあとは、速やかに支払う責務があります。
改訂:令和7年6月1日